太宰が愛用の卓上ランプ、没後70年で初公開へ

  • 初公開される太宰が愛用した卓上ランプ(東京都三鷹市で)
    初公開される太宰が愛用した卓上ランプ(東京都三鷹市で)

 作家・太宰治(1909~48年)が青森県の旧制弘前高校時代に愛用していた卓上ランプが、16日から東京都三鷹市で始まる没後70年を記念した特別展で初めて公開される。

 ランプは保存状態が良く、シェード部分が復元されて当時の輝きを取り戻した。

 青森県出身の太宰は、1927年4月から3年間、旧制弘前高校に在学。生家・津島家の遠縁にあたり、当時の下宿先だった藤田家で初公開されるランプを使用しており、ランプの前でポーズを取る写真が残っている。太宰はこの時代、同人誌「細胞文芸」などを創刊。後の作家活動へつながる時期だったとされる。

 ランプは高さ約30センチ、幅約20センチで、外国製とみられ、藤田家から太宰文学の研究者、相馬正一氏へ渡った。相馬氏が2013年2月に死去し、親族が公益財団法人「三鷹市スポーツと文化財団」に寄贈した。

  • 旧制弘前高校時代の下宿先で撮影された太宰治。卓上ランプの前でポーズを取っている=弘前市立郷土文学館提供
    旧制弘前高校時代の下宿先で撮影された太宰治。卓上ランプの前でポーズを取っている=弘前市立郷土文学館提供
(ここまで362文字 / 残り333文字)
2018年6月11日05:42 Copyright © The Yomiuri Shimbun

読売プレミアム

この記事は会員限定です。

購読者向け有料会員制サービス。1週間分の紙面イメージや過去1年分の記事検索も利用できます。