成長率上方修正で調整…日銀、今年度見通しで

 日本銀行は、26~27日に開く金融政策決定会合後に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、2017年度の経済成長率見通しを上方修正する方向で調整に入った。

 好調な海外経済に引っ張られる形で、生産・輸出が伸びているためだ。1月時点に示した1・5%から、1%台後半に引き上げる公算が大きい。

 日銀は、年4回公表する展望リポートで、成長率と物価上昇率の見通しを示している。決定会合で投票権を持つ9人の政策委員(正副総裁と審議委員6人)の大半は、「1月時点よりも、日本経済を取り巻く環境は改善している」との判断に傾いている。

 一方、1月時点で「17年度1・5%増、18年度1・7%増」とした物価上昇率の見通しは、大きな変更は行わない可能性が高い。