G20「通貨安」回避確認…財務相会議が開幕

 【ワシントン=佐藤竜一、戸田雄】主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が20日夜(日本時間21日午前)、ワシントンで開幕し、初日の討議を終えた。

 輸出を増やすために自国通貨の価値を意図的に低くする「通貨安競争」の回避など為替政策を巡るこれまでの合意を確認した。自国産業を優遇して輸入を抑える保護主義的な傾向が高まることを防ぐため、自由貿易の重要性についても議論した。

 初日の討議終了後、麻生財務相は記者団に、「為替市場の過度な変動や無秩序な動きは経済と金融の安定に悪影響を与えうることなど、従来のG20のコミットメント(合意)を確認できたのは大きな成果だ」と述べた。会議の中で「自由貿易に逆行するようなことはすべきではない」と保護主義的な動きをけん制する発言をしたことも明らかにした。

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