シャープ株式、東証1部にスピード復帰…黒字化

  • 東京証券取引所1部に復帰し上場通知書を受け取るシャープの戴正呉社長(7日午前、東京都中央区で)=稲垣政則撮影
    東京証券取引所1部に復帰し上場通知書を受け取るシャープの戴正呉社長(7日午前、東京都中央区で)=稲垣政則撮影

 経営不振で東京証券取引所2部に降格していたシャープの株式が7日、1部に復帰した。台湾・鴻海ホンハイ精密工業の傘下で経営を立て直し、約1年4か月ぶりのスピード復帰を果たした。

 2部から1部への復帰は、2011年3月の信販大手オリエントコーポレーション以来。

 戴正呉たいせいご社長は記者会見で「早期復帰を果たせた」と笑顔で話した。

 シャープは、主力の液晶パネル事業の不振から債務超過に陥り、東証のルールで16年8月に1部から2部に降格した。鴻海傘下でコスト削減などの構造改革を進めた結果、17年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が3年ぶりに黒字化した。6月に1部復帰を東証に申請していた。

 この日は戴社長が東証で1部指定の通知書を受け取り、記念に鐘を打ち鳴らして復帰を喜んだ。午前9時からの取引は、前日終値より20円高い3905円で始まった。

2017年12月7日13:01 Copyright © The Yomiuri Shimbun