蓮舫氏、小池氏に「共感」…「引き立て役」とも

 民進党の蓮舫代表が7月の東京都議選に向けて本格始動した。

 7日からスタートさせた街頭演説では、小池百合子都知事を持ち上げて自民党との対決姿勢を訴えたが、足元では公認候補の離党が後を絶たず、思惑通りに進んでいない。

 「小池さんは古い古い自民党の政治と向き合っている。やろうとしている改革はまさに、私たちも求めてきたものだ」

 蓮舫氏は7日、中野区のJR中野駅前でマイクを握り、都議会自民党と敵対する小池氏との共同歩調をアピールした。「知事の良いところは応援し、間違えそうな時はブレーキをかける」とも述べ、民進党の独自色を強調した。

 しかし、小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」を前に、民進党の選挙情勢は芳しくない。36人の公認候補のうち離党表明した14人の大半が、同会から公認・推薦を受ける。小池氏側との対立を避けるため、党都連は離党届の扱いを保留している。

 蓮舫氏の演説には、党内から「小池氏の引き立て役に回っている。逆効果になりかねない」と冷ややかな声も出ている。