小池都政に初の審判、「知事支持」過半数が焦点

  • 東京都議選が告示され、候補者らの演説を聞く有権者たち(23日午前、JR目黒駅前で、読売ヘリから)=吉岡毅撮影
    東京都議選が告示され、候補者らの演説を聞く有権者たち(23日午前、JR目黒駅前で、読売ヘリから)=吉岡毅撮影

 東京都議選(7月2日投開票)が23日、告示された。午後1時現在、定数127に対し、258人が立候補を届け出た。

 最大会派の自民党と、小池百合子知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」が第1党を目指し激突し、都民ファーストと公明党などを合わせた「知事支持勢力」が過半数(64議席)を獲得できるかが焦点となる。

 最大の争点は、築地市場(中央区)の移転問題だ。小池知事は告示3日前の20日、豊洲市場(江東区)へ市場を移転した上で、築地跡地を再開発して市場機能を持たせるとの基本方針を表明した。選挙戦では、小池都政約11か月の是非が問われることになる。

 立候補の受け付けは午前8時半から42選挙区の各選挙管理委員会で始まり、候補者は2013年の前回選(253人)を上回った。主要各党は選挙戦初日から党首・幹事長クラスが選挙区に入り、国政選挙並みの態勢で臨んでいる。

 主要各党の候補者の内訳は、自民党60人、公明党23人、共産党37人、民進党23人、都民ファースト50人、東京・生活者ネットワーク4人、日本維新の会4人、社民党1人となっている。このほか諸派・無所属は56人。

 改選前議席(欠員1)は、自民57、公明22、共産17、民進7、都民ファースト6、生活者ネット3、維新1、無所属13。

 前回選挙(13年)で59人の全公認候補を当選させた自民は、学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設計画を巡る問題で逆風を受ける。各候補者にサポート役として国会議員が張り付くなど、異例の支援態勢を組む。

 都民ファーストは公認候補以外に無所属候補11人を推薦し、公認と無所属への推薦を合計すると自民の公認数と同規模の61人となった。公明、生活者ネットと合わせた「知事支持勢力」の候補者は88人で、過半数を確保して議会の主導権を握りたい考えだ。

 前回選挙で15議席だった民進(当時、民主)は離党者が相次ぎ、議席数を7人まで減らした。反転攻勢をかけられるかが注目される。

 22日現在の都内の選挙人名簿登録者数は1126万6521人。