町議選2議席で3人くじ、落選者「仕方がない」

 当落線上の候補者3人の得票が同数となり、くじ引きで2議席を決めた23日の島根県飯南町議選(定数10)。

 一夜明けた24日、くじで決まった2人の当選者は「町のために全力を尽くしたい」と決意を新たにした。

 県選挙管理委員会によると、得票数が同じ3人が最後の2議席をくじ引きで決めた例は、県内では1975年、旧日原町(現・津和野町)の町議選(定数18)以来、42年ぶり。

 飯南町役場で行われた開票作業は、23日午後9時半頃に終了。いずれも無所属で、現職の難波俊司さん(66)と門真一郎さん(61)、新人の安部たかしさん(57)が260票で並んだ。

 町選挙管理委員会は公職選挙法に基づき、開票所に集まった候補者3人によるくじ引きを行い、難波さんの落選が決まった。

 新議員10人は24日、町役場で、景山武・町選管委員長から当選証書を受け取った。4期目になる門さんは、「(落選した)難波さんの思いや活動を引き継いでいきたい」と述べた。

 安部さんはくじ引きでの当選について、「有権者の思いが通じないところで結果が決まってしまう」と複雑な胸中を明かした。その上で、「(自分は)飯南町のために選ばれた。活力ある町にしていくことが私の使命」と力を込めた。一方、落選した難波さんは23日夜、「仕方がない。当選した2人には一生懸命やってもらいたい」と話した。

当  474滝尻 行雄66無元〈4〉

当  382内藤 真一68無現〈2〉

当  341伊藤 好晴65共現〈5〉

当  323景山登美男64無新〈1〉

当  304早樋 徹雄67無現〈2〉

当  299小野  覚69無現〈5〉

当  281高橋 英次63無現〈2〉

当  274熊谷 兼樹61無現〈3〉

当  260安部  丘57無新〈1〉

当  260門 真一郎61無現〈4〉

   260難波 俊司66無現〈4〉

   255安部 誠也54無元〈2〉