投票用紙24万枚再点検…市長・市議補選で異議

 千葉県の市川市選挙管理委員会は8日、臨時委員会を開き、11月26日投開票の市長選と市議補選の無効を求める2件の異議申し立てが出されたことを受け、それぞれ12万枚余りの投票用紙をすべて再点検することを決めた。

 異議申立人にも立ち会いを求めるという。点検要員や場所を確保する必要があり、実施時期は未定だ。

 委員会は非公開で行われ、終了後、委員たちが報道陣に明らかにした。佐々木和夫委員長は「申し立て内容については十分に説明できるが、相手が納得してくれるのかわからないので、最も説得力のある再点検を行うことにした」と説明。公職選挙法で、異議申し立てへの結論を30日以内に出すよう求められていることに関しては、「それは努力規定だ」と述べた。

 異議申し立てでは、市長選で候補者の票の束が、別の候補者の票が置かれた場所に紛れ込んでいたと指摘された。これに対し佐々木委員長は「既に計数器で集計を終えていた」として、問題はなかったとの認識を示した。