沖縄市長選で現職再選、知事選に向け与党側弾み

 沖縄県沖縄市長選が22日、投開票された。与党などが支援した現職の桑江くわえ朝千夫さちお氏(62)(無=自民、公明、維新推薦)が、翁長おなが雄志たけし知事らが支えた新人の前市議・諸見里もろみさと宏美ひろみ氏(56)(無=希望、民進、共産、自由、社民推薦)を破り、再選を果たした。

 県内の市長選は、2月の名護市長選、3月の石垣市長選に続いて与党側の3連勝となった。今秋にも予定される知事選に向け、与党側は弾みをつけた形だ。

 今回の選挙戦は、知事選を見据え、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡って対立する政府・与党と翁長氏側の「代理戦争」の様相を呈した。

 与党側は、自民党幹部や小泉進次郎筆頭副幹事長らが相次いで現地入りするなどして、桑江氏の支持を訴えた。一方、翁長氏は、諸見里氏の街頭演説に応援メッセージを寄せるなどしたが、膵臓すいぞうの腫瘍の治療もあって、支援は限定的となった。

 当日有権者数は10万7710人。投票率は47・27%(前回57・73%)で過去最低だった。得票数は桑江氏が3万2761票、諸見里氏は1万7609票だった。