百万票超、三原じゅん子さんトップ当選…神奈川

  • 当選確実の知らせを受け、ガッツポーズする三原さん(10日午後8時4分)=本田典之撮影
    当選確実の知らせを受け、ガッツポーズする三原さん(10日午後8時4分)=本田典之撮影

 参院選は10日投開票され、神奈川選挙区(改選定数4)では、自民党現職の三原じゅん子さん(51)が100万を超える得票でトップ当選した。

 公明党新人の三浦信祐さん(41)は党幹部らの手厚い支援を受けて初当選。自民党の推薦を受けた無所属現職の中西健治さん(52)も議席を獲得し、与党系で3議席を確保した。比例選から転身した民進党で前参院議員の真山勇一さん(72)は安倍政権への批判票を集め、議席を獲得した。一方、同党現職の金子洋一さん(54)と、共産党新人の浅賀由香さん(36)は無党派層の支持が広がらず、一歩届かなかった。

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 三原さんは開票が始まった午後8時過ぎに赤いTシャツ姿で事務所に登場。早々に当選確実が報じられると、支持者約100人の歓声と拍手を浴びながら、自民党県連の小此木八郎会長と固い握手を交わし、万歳三唱で喜びをかみしめた。

 三原さんは記者団に対し、「神奈川自民党の底力が勝因。今は喜びよりも1票1票の重みと2期目の責任を強く感じる」と語り、2期目の抱負については、「これからは結果が問われる。神奈川の皆さんの役に立つ政治家にならないといけない」と表情を引き締めた。

 新人8人を含む計12人が出馬する中、自民党は三原さんの公認とは別に公明新人、無所属現職の2候補を推薦。3候補が保守票を奪い合う「分裂選挙」になった。票の分散を懸念した自民党県連は、支援を三原さんに一本化。「必勝の態勢」で選挙戦に臨んだ。

 三原さん自身も街頭演説で「自民党唯一の公認候補だ」と他候補との違いを強調し、「自民色」を前面に打ち出した。地域行事を細かく回る「どぶ板選挙」を徹底。党幹部の手厚い応援も受けて自民支持層を固めたうえ、元女優としての知名度を生かし、無党派層にも浸透した。

 政策面では自らの経験を踏まえ、がん対策や介護問題などの社会保障政策のほか、「女性の活躍推進」を訴えてきた。