各党党首、商店街や街頭で懸命に最後の訴え

 参院選の選挙戦最終日の9日、各党党首らは午前中から、全国各地で懸命に最後の訴えを行った。

 安倍首相(自民党総裁)は、「高齢者の原宿」として知られる東京・巣鴨を訪れ、買い物客らと握手しながら練り歩いた。街頭演説では「アベノミクスは失敗していない。まだ道半ばだが、力強く前に進んでいきたい」と訴えた。若者が集まるJR秋葉原駅前などでも街頭演説する。

 民進党の岡田代表は東京・築地の街頭で、「安倍さんは(第2次安倍内閣発足から)3年半、漫然と円安・株高に酔って無駄に過ごした」と政権を批判。午後には代表としての進退をかける三重選挙区に入る。

 公明党の山口代表は神戸市で街頭演説し、「参院選後にどう政治を進めるか責任ある姿が見えないのが民進党であり、共産党だ」と「民共」批判に熱を込めた。

 共産党の志位委員長はさいたま市で、「野党と市民の共闘を必ず成功させる。自民、公明には負けられない」と声を張り上げた。

 おおさか維新の会の松井代表(大阪府知事)は大雨対応に当たった後、街頭に飛び出し、「改革政党はおおさか維新しかない」とアピールした。

 社民党の吉田党首は地元・大分県で政策転換の必要性を強調した。生活の党の小沢共同代表は午後から新潟選挙区でマイクを握る。日本のこころを大切にする党の中山代表は都内を精力的に回った。新党改革の荒井代表はJR東京駅前で演説した。