選挙直前新党、過去には細川氏や橋下氏が躍進

 「10月10日公示・22日投開票」予定の衆院選を前に、各党は東京都の小池百合子知事が率いる新党「希望の党」の動向に神経をとがらせている。

 過去には、新党が結成のインパクトそのままに直後の国政選で躍進した例があるためだ。

 熊本県知事を務めた細川護煕氏が1992年5月に設立した「日本新党」は、2か月後の参院選で4議席獲得したのをステップに、翌93年の衆院選で35議席を得る躍進を果たした。衆院選後には非自民・非共産による連立政権が発足し、日本新党は自民党の長期政権に幕を引いた。小池氏はこの参院選で日本新党から出馬して初当選しており、新党ブームが引き起こす影響力を経験済みだ。

 2012年9月に当時の橋下徹・大阪市長や民主党離党組らで結成した「日本維新の会」も、3か月後の衆院選で公示前の11から54に議席を増やし、新党の成功例と位置づけられる。橋下氏が政界引退を表明し、同党に結党当初の勢いはないものの、現在も一定の存在感を維持している。

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