「ゴミが届いた」民進本部からポスター600枚

  • 「民進党」と書かれたのぼり旗を立てて街頭演説する立候補予定者(29日)
    「民進党」と書かれたのぼり旗を立てて街頭演説する立候補予定者(29日)

 希望の党に合流することになった民進党。

 衆院選(10月10日公示・22日投開票)で、長野県内の5陣営は「希望の党」公認での立候補準備を進めているが、公示を前に、ポスターやチラシなどの作成で頭を悩ませている。

 「ゴミが届いたようなものだ」。ある立候補予定者の秘書は29日、前日に党本部から送られてきた600枚のポスターを前にこぼした。ポスターには「民進党」の文字と前原代表の写真が入る。別の陣営では、合流方針が明らかになる前の27日夜に発注した、3000枚以上の選挙ポスターの印刷を急きょ取りやめた。秘書を10年以上務める男性は「こんなことは初めて。参りました」と頭を抱えた。

 各陣営は、希望の党の公認が決まらないため、ポスターなどを作り直そうにも、発注できない状況だ。29日には、希望の党の小池百合子代表が公認申請について「全員を受け入れるつもりはさらさらない」と語り、陣営には「無所属」での出馬への不安も募る。

 別の立候補予定者は街頭演説で、あえて「民進党」と書かれたのぼり旗を立てている。「立てるものが何にもないのも変だから」と苦笑いした。