立憲民主が結党届…希望1次公認、約190人に

  • 「立憲民主党」の設立届を提出後に記者の質問に答える長妻昭氏(3日午前9時16分、都庁で)=高橋美帆撮影
    「立憲民主党」の設立届を提出後に記者の質問に答える長妻昭氏(3日午前9時16分、都庁で)=高橋美帆撮影

 民進党の枝野幸男・元官房長官を代表として党内左派やリベラル系勢力で結成した新党「立憲民主党」は3日午前、総務相に設立届を提出した。

 長妻昭・元厚生労働相が東京都選管を通じて提出した設立届は同日、受理された。

 長妻氏は記者団に対し、結党メンバーは前衆院議員6人と明らかにした。希望の党(代表・小池百合子東京都知事)への合流に反発する枝野、長妻両氏のほか、菅直人・元首相、赤松広隆・元衆院副議長、阿部知子、初鹿明博両前衆院議員らが参加の意向を示していた。辻元清美前衆院議員も3日午前、大阪府内で記者会見を開き、立憲民主に参加する意向を表明した。比例選全ブロックに候補者を擁立する方針で、希望に合流しなかった民進党前衆院議員らに参加を呼びかける。

 枝野氏は同日午前、さいたま市内で街頭演説し、「流れに身を任せるのも選択肢かもしれないが、私は信念を貫く。これまで訴えてきた理念や政策を曲げることはできない」と述べた。

 一方、希望の若狭勝前衆院議員と、民進の玄葉光一郎総合選対本部長代行は同日午前、国会内で会談し、衆院選の第1次公認候補の発表に向けて最終調整を行った。希望代表の小池氏は衆院過半数の233人以上の候補者擁立を目指しているが、3日午後に発表予定の1次公認は約190人にとどまる見通しだ。民進の野田佳彦前首相や岡田克也・元代表らは希望に合流せず、無所属での出馬を表明している。

 民進党最大の支持団体である連合は3日昼、政治担当者による会合を開き、衆院選の対応を協議した。今回の衆院選では希望の支援を見送り、民進党出身者を中心に個別に支援する方向で調整に入っている。

 連合が国政選挙で特定政党への支援を見送るのは極めて異例。希望が理念や政策で、民進からの合流者を選別していることに対し、連合内で反発が広がっているためで、連合の新執行部が発足する5日の定期大会ではこうした方針を決定する予定だ。

 共産党は3日午後、党本部で中央委員会総会を開き、野党共闘を推進する方針を確認する。枝野氏は、民進党幹事長時代に、共産との選挙協力を推進していたことから、共産側も立憲民主と選挙区での候補の一本化を目指す考えだ。