「相棒なく当選しても…」亀井静香氏、出馬せず

 亀井静香・元金融相(80)(無所属)は、10日公示・22日投開票の衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を固めた。

 亀井氏は5日に地元の広島県尾道市で記者会見し、正式に表明する見通しだ。

 亀井氏は当選13回。1979年の衆院選に自民党から出馬して初当選し、運輸相や建設相のほか、党政調会長などを歴任した。

 2005年の「郵政解散」に伴って自民党を離党し、郵政民営化反対の同党離党者らが中心の国民新党を結成し、代表も務めた。09年に誕生した民主党政権では金融相も務めた。14年の衆院選では、衆院広島6区から当選していた。

 亀井氏は「今の政治情勢で、相棒がいない中で、立候補して当選しても、やることは限られている。今後も一人の人間としてやることはやっていきたい」と述べた。