投票率、上昇なるか…劇場型なら高まる傾向

 22日に投開票が行われる今回の衆院選では、投票率にも注目が集まりそうだ。

 小選挙区選の投票率を見ると、過去2回の衆院選ではいずれも戦後最低を更新している。

 2012年は公示直前に複数の政党が乱立し、争点が見えにくかったことなどから、59・32%に落ち込んだ。14年の前回選では、民主党が過半数を上回る候補者を擁立できず、「政権交代」を目標に掲げることすらできなかった。有権者の関心は高まらず、投票率は52・66%まで下落した。

 高い投票率を記録したのは05年の「郵政選挙」(67・51%)と、09年の「政権交代選挙」(69・28%)だ。大きな争点があったり、「刺客候補の擁立」など劇場型の選挙戦になると、投票率が高まる傾向にある。その結果、無党派層を引きつけた政党が大きく議席を伸ばしてきた。