比例選、自公で半数迫る…希望は伸び悩む

 衆院選序盤情勢調査では、比例選でも自民党が第1党を堅持し、自民、公明両党で定数176のうち80議席以上を占める勢いだ。

 希望の党は小選挙区と同様に伸び悩んでいる。

 自民は全11ブロックで党支持層を中心に最も多い支持を集め、60議席前後を確保しそうだ。懸念材料は無党派層の取り込みで、大半のブロックで希望に後れを取っている。党幹部は「比例選では今後、希望が伸びてくるかもしれない」と警戒する。

 民進の前議員の多くが合流した希望と、民進の一部が結成した立憲民主は、それぞれ30議席以上を獲得する可能性がある。内閣を支持しない有権者の投票先は希望と立憲民主に二分されており、「反自民」票の受け皿が割れた形だ。希望は細野豪志前衆院議員の地元の東海ブロックなどで堅調だが、小池代表のおひざ元の東京ブロックでは、ほぼ立憲民主に肩を並べられている。北海道ブロックでは、立憲民主が希望をしのぐ勢いだ。

 共産党は2014年衆院選で20議席と躍進したが、今回は獲得議席を減らす見通し。日本維新の会は近畿ブロックで複数議席を確保するが、全国的には1けた台にとどまりそうだ。

 比例選の定数は14年衆院選と比べ、東北、北関東、近畿、九州ブロックで各1減となっている。