山尾志桜里氏、おわび行脚…離党後初の地元入り

  • 民進党離党後、初めて地元入りして支援者に説明した山尾志桜里衆院議員(22日午後、愛知県尾張旭市で)=中根新太郎撮影
    民進党離党後、初めて地元入りして支援者に説明した山尾志桜里衆院議員(22日午後、愛知県尾張旭市で)=中根新太郎撮影

 既婚男性との交際疑惑が報じられ、民進党を離党した山尾志桜里しおり衆院議員(43)(愛知7区)が22日、離党後初めて地元入りした。

 山尾氏は集まった支援者に「おわびと感謝と決意」を伝え、「10月10日公示・22日投開票」で予定される衆院選に無所属で立候補すると正式に表明。子育て支援をはじめとした実績を強調し、「再び安倍政権と対峙たいじさせてほしい」と理解を求めた。

 「お騒がせして本当に申し訳ない」「頑張れと言っていただけるなら無所属で挑戦させていただきたい」

 離党表明後、半月ぶりに公の場に姿を見せた山尾氏は愛知県尾張旭、瀬戸、日進3市を行脚。支援者に深々と頭を下げ、再起を期す意思を伝えた。説明がこの日になったことについては「家族に大きな負担をかけた。少し落ち着いてからでないと戻れなかった」と述べた。疑惑については、改めて否定した。

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 愛知7区では前回選で山尾氏に敗れ、比例東海ブロックで復活当選した自民党現職の鈴木淳司氏(59)が立候補を予定している。22日、地元であいさつ回りなどをこなした鈴木氏は「相手のことは、どうこう言わない。政権与党のメンバーとして、着実に結果を出していく」と語った。

 山尾氏が離党した民進党の愛知県連は「候補擁立は時間的に厳しい」(塚本久幹事長)として、山尾氏の代わりは立てない方針。共産党愛知県委員会は「市民の意見を聞きながら、独自候補を出す方向で慎重に検討する」(石山淳一書記長)としている。