自民・高村副総裁、衆院選に出馬せず引退の意向

 自民党の高村正彦副総裁(75)(衆院山口1区)は25日、首相官邸で安倍首相(党総裁)と会談し、「10月10日公示・22日投開票」予定の衆院選への出馬を見送り、議員を引退する考えを伝えた。

 高村氏は会談後、記者団に、引退の理由として、「体力の限界」を挙げた。高村氏は、自身の後継に秘書で長男の正大氏(46)を擁立したい考えで、「党として公認してくれればありがたい」と語った。

 高村氏は1980年衆院選で初当選し、当選12回。小渕内閣、福田内閣で外相を務めたほか、森内閣で法相、第1次安倍内閣では防衛相を歴任した。2012年9月から党副総裁を務め、自民、公明両党の「安全保障法制整備に関する与党協議会」の座長として安全保障関連法案をまとめるなど、首相の政権運営を支えた。