ベルリン国際映画祭2018

「ラーメン・テー」上映後に食事会、松田聖子さんら参加

  • 「ラーメン・テー」© Zhao Wei Films/Wild Orange Artists
    「ラーメン・テー」© Zhao Wei Films/Wild Orange Artists

 食にまつわる作品を集めたキュリナリー・シネマ部門に、ラーメンをテーマにした「ラーメン・テー」(日本、シンガポール、フランス)が出品されています。22日夜には、上映の後に食事会も開かれました。日本から、映画に出演している松田聖子さん、斎藤工さんも参加。映画や日本ゆかりの料理を、観客とともに楽しんでいました。

 物語は、骨付き豚肉などを煮込んだ「肉骨茶(バクテー)」とラーメン、シンガポールと日本のソウルフードがカギを握ります。

 群馬・高崎のラーメン店で働く真人(斎藤工)は、急死した父の遺品から、自分が幼い頃に亡くなったシンガポール人の母親の日記を見つける。そこには、料理のレシピなどが記されていた。真人はバクテーの店を営んでいた叔父を探し、シンガポールに旅立つ。

 監督はエリック・クーさん。松田さんはシンガポールで真人の案内をする、フードブロガー役です。

 この日の食事会には、バクテーのスープで作られた「ラーメン・テー」こそありませんでしたが、ドイツのシェフが腕を振るったバクテー風味の豆腐や(たい)茶漬けなどが提供され、ベルリンっ子たちをうならせていました。

  • 食事会で映画の魅力を語る斎藤工さん
    食事会で映画の魅力を語る斎藤工さん

 食事の途中では、エリック監督や松田さん、斎藤さんが登壇し、映画の魅力を語りました。「斎藤さんとは初共演でしたが、素晴らしい役者でとても仕事がしやすかったです。すてきな映画に出られて、うれしいです」と松田さん。斎藤さんも「僕はエリック監督の大ファン。撮影では、みんながどんどん家族になっていった。ベルリンという特別な場所で、聖子さんや皆さんと一緒に映画が見られて良かったです」と話していました。

 映画には伊原剛志さんや別所哲也さんも出演しています。3月末にシンガポールで公開され、世界を回った後、日本でも公開される予定です。(文化部 大木隆士)

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