ドラマ

ドラマ化で話題の「末路本」を書いた人の末路は?

日経ビジネス副編集長 鈴木信行
 「あんなことしちゃったら、どうなるんだろう?」「こんなことに手を出したら、どんな未来が?」……。人生の選択とその末路を描くドラマ「〇〇な人の末路」(日本テレビ)が4月から始まった。ドラマの原案は、いわゆる「末路ブーム」の火付け役となった書籍「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)。末路本を書いた人にはどんな末路が待っていたのか? 著者の鈴木信行さんに会いに行ってみた。(聞き手・メディア局編集部 鈴木幸大)

印税は2000万円!

  • 著者の鈴木さん(東京都港区の日経BP社で)
    著者の鈴木さん(東京都港区の日経BP社で)

――2017年3月の発刊から約1年で15万部のヒット。「末路本」で相当稼いだんじゃないですか。

 普通の契約で書いていれば、印税で約2000万円になります。でも、これは社業でやったので、私自身の懐が温かくなったということはありませんね。昨年秋に、社長賞をもらい、少しばかりの祝い金をもらいましたが、もう手元には残っていません。

――書籍のヒットに続くドラマ化で、社内の評価が上がったでしょう。

 この「末路」シリーズは、週刊誌「日経ビジネス」のウェブサイト「日経ビジネスオンライン」に掲載しています。経済誌をつくっている日経BPが、日米貿易摩擦や株価、企業の不祥事などビジネスマンに必要な経済情報を提供する場ですが、そこに、「事故物件を借りちゃった人の末路」「いつも不機嫌そうな上司の末路」といった見出しが並びます。そして、数あるニュースや話題を差し置いてページビューをたたき出す。例えるなら、プロ野球チームの選手なのに、サッカーのリフティングですごい記録を出しちゃったといった感じです。スゴイことだとしても、ちょっと褒めにくいですよね。