生活

まだ間に合う!50代からの資産形成術〈準備編〉

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子
 そろそろ「老後」が気になり始めるアラフィフ世代。「退職金や年金はいくらもらえるのか」「リタイア後にどれぐらいの貯金があれば暮らしていけるのだろう」。そんな不安や疑問を抱いている人も少なくないはずだ。将来、日々の生活にさえ困窮する「下流老人」にならないために、どんな備えをするべきか。「50代からでも間に合う資産形成」のノウハウを、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏が2回に分けて紹介する。

平均値や一般論は通用しない

  • 「アラフィフ」はそろそろ老後の生活が気になり始める世代だ(写真はイメージ)
    「アラフィフ」はそろそろ老後の生活が気になり始める世代だ(写真はイメージ)

 アラフィフ世代というと、そろそろリタイア後に向けて、老後資金が準備できているかどうかが気になりだす年齢です。(ちまた)ではテレビ番組や本の影響もあって、「下流老人」「老後破産」といった言葉があふれています。週刊誌などを見れば、「リタイア後には1億円必要!」といった見出しも目立ちます。こうした金額をみると不安になったり、焦ったりする方も多いのではないでしょうか。

 しかし、お金に関しては「一般論」や「平均値」は当てはまりません。あなたの家庭とお隣の家庭では、収入や支出、資産や負債がまったく違います。

 世間でよく言われる「一般論」や「平均値」の金額をうのみにするのではなく、「自分の場合はどうなのだろう?」と考えてみる。そして、我が家の家計を把握し、公的保障や企業内保障についてもきちんと調べた上で、リスク管理や資産形成を考えていくことが、実は一番大切なのです。

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2017年02月07日 14時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun