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上司に言い付けられた過酷なノルマを克服する方法

営業コンサルタント 大倉成人
 上司からハードルの高いノルマを言い付けられ、達成するために悪戦苦闘――。そんな経験を持つビジネスパーソンも多いのではないだろうか。そんな時、上手に仕事と向き合わないと、心身の健康さえ崩しかねない。営業マンなどに売り上げアップのためのノウハウをアドバイスしている営業コンサルタントの大倉成人氏が、厳しすぎるノルマを克服する方法を指南する。

社員の実力次第で振り分けられる「駅伝型」ノルマ

  • 一人でも目標を達成できなければ、部署全体の目標が達成できなくなる「駅伝型」ノルマは、社員にとっては「死守すべき」レベルのノルマだ(写真はイメージ)
    一人でも目標を達成できなければ、部署全体の目標が達成できなくなる「駅伝型」ノルマは、社員にとっては「死守すべき」レベルのノルマだ(写真はイメージ)

 職場で課された仕事の目標を一般的に「ノルマ」と言いますが、そのタイプは大きく二つに分かれます。

 一つは「駅伝型」のノルマ。会社として、あるいは部署として必ず達成すべき目標を、社員の実力を考えた上で振り分けたノルマです。

 例えば、ある工場に職人さんが5人いて、納品期日までに50個の製品を取引先に納めなければならないとします。この時、「1人10個作る」と均等に割り振るのではなく、Aさんは手際がいいので15個、Bさんは10個、手際の悪いCさんは7個といったように、それぞれの職人さんの能力を考えて割り振ったノルマです。

 陸上競技の「駅伝」をイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。第1区間は10キロ、2区間は8キロ、3区間は5キロといったように、走る距離は異なります。それぞれのランナーが決められた時間内に完走できなければ、チーム自体がゴールという目標を達成できなくなってしまいます。

 会社の世界でも同じように、誰か一人でも目標を達成できなければ、部署全体の目標が達成できなくなりますから、「駅伝型」は、社員にとっては「死守すべき」レベルのノルマになります。だから、それぞれの社員が、自分に与えられた目標を必死でクリアしようとするわけです。

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