社会

「見た目」重視、生きづらい社会を変えるには

NPO法人「マイフェイス・マイスタイル」代表 外川浩子

「見た目」重視は変わったか

  • 『顔ニモマケズ』の出版を記念して開かれたイベント。本に登場する9人が勢ぞろいした(フォトグラファー・冨樫東正)
    『顔ニモマケズ』の出版を記念して開かれたイベント。本に登場する9人が勢ぞろいした(フォトグラファー・冨樫東正)

 ――今の世の中は「見た目」重視と言われます。こうした傾向は、マイフェイス・マイスタイルができた頃と比べて変わりましたか。

 本のタイトルやドラマで、見た目が何割とか言っているように、外見重視はむしろ強まっていると感じています。

 だからこそ、「見た目って何だろう」「何でこんなにこだわらなければいけないんだろうか」という疑問が、みんなの中に生まれてきていると思います。

 今、「見た目問題」の話をすると、とても共感してもらえます。こんなに外見が重視されるのはおかしい、とみんなが思い始めているんですよね。

 女の子は、小学生でもお化粧とかダイエットに興味を持ちます。男の子は、まだその年代では幼いところがあるのですが、中学生、高校生になれば、男女とも外見が大きな問題になります。

 きれいになりたいと思う気持ちはすごくいいと思います。でも、きれいでなければ幸せになれないとか、きれいになることだけに集中するというのはおかしい。「見た目問題」は、それに気付く問いを投げかけてくれていると思います。

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プロフィル
外川 浩子( とがわ・ひろこ
 2001年、市民団体「ユニークフェイス」に参加、06年に独立して「 マイフェイス・マイスタイル 」を設立。代表を務める。7月21日には『顔ニモマケズ』の重版を記念して、大阪でトークイベントを開催する。



2017年7月4日10:21 Copyright © The Yomiuri Shimbun