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日本代表守護神・川島永嗣が7か国語を操れるワケ

フリーライター 元川悦子
 日本のサッカー選手が、次々と海外に挑戦して活躍するのが当たり前になった。だが、ゴールキーパー(GK)は、守備の中心として味方に指示を出すことから、言葉の壁があり、活躍は難しかった。しかし、日本代表の守護神・川島永嗣(メス)は7か国語を習得し、成功を手にした。彼はこの経験を生かして全てのスポーツ選手を対象にした語学支援プロジェクトを立ち上げ、語学の壁を克服するための支援している。日本代表に密着取材する元川悦子氏に、川島が7か国語を操れるようになったわけを解説してもらった。

7か国語を操る川島

  • ワールドカップ出場を決めて喜ぶ川島(2017年8月31日)
    ワールドカップ出場を決めて喜ぶ川島(2017年8月31日)

 川島は日本語以外に、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語については、日常会話はもちろん、報道陣からの質問にも普通に答えられる。加えて、ポルトガル語とオランダ語でもピッチ上の味方に指示を出して動かせるレベルにある。

 日本人GKとして初めて欧州5大リーグの一つであるフランス1部リーグのメスで守護神の座を獲得したのは、その国やチームに合った言語で的確な指示を出す能力があったからだ。

 日本代表の海外組は、外国語を身につけた選手が少なくない。英語でメディア対応ができる吉田麻也(サウサンプトン)や本田圭佑(パチューカ)、ドイツ語を話せる長谷部誠(フランクフルト)、イタリア語によるコミュニケーションに支障のない長友佑都(ガラタサライ)らだ。しかし、7か国もの言語を自在に操れるのは川島だけ。これは特筆すべき能力と言っていい。

2018年5月4日05:20 Copyright © The Yomiuri Shimbun