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青学大の強化合宿に東大・近藤が特別参加 原晋監督「メンバーとして走ってほしいよ」

  • 青学大の合宿に参加した東大・近藤(中央、カメラ・清水 武)(スポーツ報知)
    青学大の合宿に参加した東大・近藤(中央、カメラ・清水 武)(スポーツ報知)

 第94回箱根駅伝(来年1月2~3日)で史上6校目の4連覇を狙う青学大は18日、千葉・富津市で強化合宿を開始し、関東学生連合のエースとして期待される東大の近藤秀一(3年)が特別参加した。

 青学大のエース下田裕太(4年)と近藤がともに静岡県東部出身で中学時代から親交が深いという縁で合同合宿が実現。「勉強させてもらうことがたくさんあります」と意欲的に話す近藤は、青学大のスピード練習を完璧にこなし、学生トップレベルの実力を改めて証明した。

 近藤の力強い走りに原晋監督(50)も感嘆。「近藤君には青学大メンバーとして箱根駅伝を走ってほしいよ。安心して9区か10区を任せられる」と冗談を交えながら高く評価した。

 青学大メンバーと東大・近藤は、それぞれの目標に向かって、1泊2日の短期合宿で密度の濃い時間を過ごしている。

 近藤は、青学大が重要視している体幹トレーニング(通称・青トレ)を下田らから熱心に教わった。「僕は体のケアに関する知識が少ないので、参考になることばかりでした」と充実の表情で話した。

 一方の青学大も近藤の普段の競技生活に大きな刺激を受けた。青学大をはじめ、箱根駅伝常連校は選手寮で競技に集中できる環境で生活しているが、近藤は都内のアパートでひとり暮らし。自炊し、さらに合宿費を稼ぐために、家庭教師のアルバイトもこなしている。「近藤君は様々な努力を重ね、ここまで強くなった。青学大は環境に恵まれているが、それは当たり前ではないことを知ってほしい」と原監督は青学大の選手に強く訴えた。

 文字通り“同じ釜の飯を食った仲”だ。箱根王者×文武両道ランナーの異色タッグは、大きな相乗効果をもたらした。(スポーツ報知)

2017年11月18日20:39 Copyright © The Yomiuri Shimbun