選手紹介

山梨学院大・川口、自己新4位で箱根駅伝へ一歩前進

  • 中盤は先頭でレースを引っ張った川口(右端)ら山梨学院勢(スポーツ報知)
    中盤は先頭でレースを引っ張った川口(右端)ら山梨学院勢(スポーツ報知)

 陸上の「1万メートル記録挑戦競技会」が25日、横浜市の慶大日吉陸上競技場で行われ、箱根駅伝のメンバー登録(12月10日、各チーム16人)を控えた出場校が数多く参加した。山梨学院大の川口竜也(2年)は5組に出場し、30分0秒06の自己新記録をマーク。19日に行われた上尾ハーフマラソンではチームのトップタイムを出した新星がメンバー入りをアピールした。

 駅伝未経験の2年生が、夢にまた一歩、近づいた。川口は序盤から先輩の市谷龍太郎(4年)と共に先頭集団につくと、冷静にペースを刻み、中盤では先頭に。ラスト1キロで首位を市谷に譲ったが、自己記録を14秒更新して4位でゴールした。川口は「大事なレースで結果が出てよかった」と汗をぬぐった。

 鹿児島・奄美大島出身。鹿児島城西高では全国高校駅伝(都大路)の出場はなかったが、箱根駅伝出場を目指して山梨学院大に進んだ。これまで出雲、伊勢、箱根の“3大駅伝”の登録はないが、1週前の上尾ハーフで主力が力を出し切れない中、1時間3分56秒の自己新で頭角を現した。

 2戦続けての好走に、川口は「最後はペースを上げて走れた。ハーフの疲労を考えれば、まずまず」と手応えをつかんだ様子。上田誠仁監督(58)も「しっかり前を追って走り切れたのは大きい。距離は走ってきた選手なので、本番に向け自信を持って走る気持ちを積みあげてほしい」と期待を寄せた。「最後に追い上げる強さが自分の武器。メンバー入りできるよう長い距離も走り込み準備したい」と川口。奄美から箱根へ―。夢の扉を開く。(大津 紀子)

(スポーツ報知)

2017年11月26日08:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun