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山梨学院大・上田主将「出る以上は優勝」…箱根駅伝登録16選手発表

  • 箱根駅伝チーム登録16選手に選ばれた山梨学院大陸上部メンバー(スポーツ報知)
    箱根駅伝チーム登録16選手に選ばれた山梨学院大陸上部メンバー(スポーツ報知)
  • 息子の健太主将(左)にタスキを手渡す山梨学院大・上田誠仁監督(スポーツ報知)
    息子の健太主将(左)にタスキを手渡す山梨学院大・上田誠仁監督(スポーツ報知)

 来年1月2、3日に行われる第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、10区間=計217・1キロ、報知新聞社後援)の出場校チーム登録16選手が10日、発表された。前回大会で総合17位と力を出し切れなかった山梨学院大は、今回が32年連続32度目の出場。上田健太主将(4年)を中心に復活の戦いに挑む。全10区間の走者登録は29日に行われる。

 午前6時。夜明け前の、甲府駅近くの広場に、引き締まった顔がズラリと並んだ。総合17位で悔し涙を流したレースから341日。永井良主務(4年)に名前を呼ばれた16人に、山梨学院復活のタスキが託された。

 前回は大会直前、チーム内にインフルエンザが発症。市谷龍太郎(3年)ら主力選手を複数欠いたチームは、過去最低(棄権を除く)の17位に終わった。チームカラーのプルシアンブルーに合わせた「紺青復活」というスローガンのもと、1年かけてチームを作ってきた上田主将は「悔しい思いの中、ここまで力を積みあげてきた16人がそろった」と話した。前回箱根路を走った4人に加え、11月にハーフマラソン、1万メートルと立て続けに自己記録を更新した川口竜也(2年)ら初登録選手は8人。フレッシュな構成となったが、「経験者がリードし、勢いのあるメンバーが刺激を与える。いいバランスになった」と前向きに捉える。

 11月の全日本大学駅伝では、優勝した神奈川大に7分以上の大差をつけられ総合9位に終わった。区間順位で1桁だったのはドミニク・ニャイロ(8区1位)のみと、力を出し切れなかった。父・上田誠仁監督(58)と「父子鷹」として、最後の箱根駅伝となる上田主将は「出る以上は優勝を目指したい」と大きな目標を掲げながら、「(上位10校に与えられる)出雲駅伝とシードは欲しい」と話した。

 指揮官は「16人だけでは駅伝にならない。不安のないよう、全員が同じ方向を向いて準備をして、同じ気持ちでスタートを迎えてほしい」と声を上げた。本番まで約3週間。心を一つにして隙のないチームを作り上げ、箱根路に挑む。(大津 紀子)

(スポーツ報知)

2017年12月11日08:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun