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箱根駅伝 出場21チームの登録16人発表 青学大の貞永、東洋大の野村ら外れる

  • 今年1月の箱根駅伝で2区区間賞を獲得した神奈川大・鈴木健(スポーツ報知)
    今年1月の箱根駅伝で2区区間賞を獲得した神奈川大・鈴木健(スポーツ報知)

 来年1月2、3日に行われる第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、報知新聞社後援)を主催する関東学生陸上競技連盟は10日、出場21チームの登録メンバー16人を発表した。青学大、東海大、神奈川大の3強を中心に激しい優勝争いが繰り広げられることは必至。全21チーム336人の登録メンバーが確定し、いよいよ臨戦ムードが高まってきた。

 大会史上6校目の4連覇を目指す青学大は、マラソン10代日本最高記録(2時間11分34秒)保持者の下田裕太(4年)、学生3大駅伝8回出場中6回区間賞の「駅伝男」田村和希(4年)らが順当にメンバー入りした。その一方、前回5区8位の貞永隆佑(4年)、前々回9区7位の中村祐紀(4年)らが登録から外れた。現時点で期待と不安の両方の要素を持つ。

 学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月9日)で優勝した東海大は、ほぼ順当。黄金世代と呼ばれる2年生は関颯人、阪口竜平ら16人中9人が名を連ねた。全日本大学駅伝(11月5日)で主要区間の2区を走った塩沢稀夕(1年)が外れたが、両角速監督(51)は「塩沢は入学当初から1年目の箱根駅伝は無理に狙わないという計画でした。それに20キロは1年生より上級生の方が強いということです」と冷静に話した。悲願の箱根駅伝初優勝へ準備は整いつつある。

 前哨戦の全日本大学駅伝を制した神奈川大も順当。大黒柱の鈴木健吾(4年)、準エースの山藤篤司(3年)ら始め全日本Vメンバー8人全員が順当にメンバー表に名を連ねた。

 前回2位の東洋大は、前回9区区間賞で今大会の公式ポスターにも写真が掲載されている野村峻哉(4年)が調子が上がらなかったため、メンバーから外れた。前回6区13位の堀龍彦(4年)もメンバー外で、最上級生は小早川健の1人だけ。その一方、1年生が6人もメンバー入り。大胆な布陣で3強崩しに挑む。

 前回9位に終わった駒大は、8月の台湾・台北ユニバーシアードで金銀メダルを獲得した片西景(3年)、工藤有生(4年)のダブルエースが問題なく登録メンバーに入った。国士舘大はケニア人留学生のポール・ギトンガ(1年)がメンバーから漏れた。

 2年ぶり2度目の出場の東京国際大は、実業団を経て入学した30歳のオールドルーキー渡辺和也がメンバー入り。ケニア人留学生はシテキ・スタンレイ(4年)がメンバー入りし、タイタス・モグス(2年)は外れた。大会ルールでは外国人留学生は登録が2人以内で出走が1人だけ。「直前までチーム内で競争させることは避けたかった」と大志田秀次監督(55)は説明した。

 予選会で敗退した大学の選手で編成される関東学生連合の16人は、10月にすでに発表済みで変更はなかった。東大の文武両道ランナー近藤秀一(3年)は1区を走る予定だ。

 29日に1~10区と補欠6人の登録が行われる。往路(2日)、復路(3日)ともにスタート時間は午前8時。その1時間10分前(午前6時50分)に当日変更が可能。ただ、変更は区間登録選手と補欠選手の入れ替えだけで区間登録選手の変更はできない。また、交代は往復路合わせて4人まで。

 各校の登録から外れた主な選手は以下の通り。

 ▽青学大 貞永隆佑(4年)、中村祐紀(4年)、岩見秀哉(1年)

 ▽東洋大 野村峻哉(4年)、堀龍彦(4年)

 ▽法大 鹿嶋隆裕(4年)

 ▽駒大 物江雄利(3年)

 ▽東海大 小松陽平(2年)、塩沢稀夕(1年)、名取燎太(1年)

 ▽帝京大 小手川智紀(4年)

 ▽山梨学院大 久保和馬(3年)

 ▽国士舘大 ポール・ギトンガ(1年)

 ▽城西大 中舎優也(4年)

 ▽上武大 松村脩平(4年)

 ▽東京国際大 タイタス・モグス(2年)

(スポーツ報知)

2017年12月10日15:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun