つなぐ2018

東洋大 下級生主体 勢い抜群

  • 下級生主体で箱根に挑む東洋大の選手たち(14日、埼玉県川越市の東洋大学鶴ヶ島キャンパスで)=三浦邦彦撮影
    下級生主体で箱根に挑む東洋大の選手たち(14日、埼玉県川越市の東洋大学鶴ヶ島キャンパスで)=三浦邦彦撮影

 11日の学内壮行会。16人中12人が1、2年生という異例の登録メンバーを前に、酒井俊幸監督は宣言した。「必ずこの中からヒーローが出ると思っています」

 若手主体となった一因は4年生の不振だが、何より今季加入したルーキーたちの勢いが大きい。日本学生対校選手権1万メートルで日本人トップの3位に入った西山和弥、全日本大学駅伝8区4位の吉川洋次ら6人がメンバー入り。今季、寮の食事や筋力トレーニングを見直したことも重なり、夏合宿では上級生と共に30キロ走などの長距離走もしっかり消化して、力をつけた。指揮官は「半分以上は使うつもり」と予告する。

 下からの突き上げで、核となる選手も成長した。前回抜てきされた2区で11位と苦戦した山本修二(3年)は、出雲、全日本ともに主要区間で2位と好走。相沢晃(2年)も全日本1区で区間賞を勝ち取り、「箱根でも1秒を削り出す走りを見せたい」と意気盛んだ。

 前回9区区間賞の野村峻哉(4年)らがメンバー落ちし、経験者は3人だけ。しかし、伸びしろ抜群の戦力がかみ合えば、10年連続3位以内はもちろん、4年ぶりの王座奪還も夢ではない。(西口大地)

2017年12月16日04:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun