つなぐ2018

山梨学院大 「仲間頼る」主将の誓い

  • 走り込みを行う山梨学院大の選手たち
    走り込みを行う山梨学院大の選手たち

 前回、優勝候補の一角と言われながら17位の惨敗。10月の予選会は4位で突破したものの、11月の全日本大学駅伝は9位に終わった。

 「スピードでたたきのめされた。流れが悪く、力を出し切れなかった。その原因を作ったのが1区の(上田)健太(4年)だった」。上田誠仁まさひと監督の表情は厳しい。ただ、好材料もある。永戸しょう(3年)が11月下旬の記録会で、自己記録を27秒更新する28分30秒59をマーク。「(区間10位だった)全日本で自分の弱さを痛感した。スピード練習を積み、好結果が出た」と、胸を張る。全日本の最終8区で区間賞を取ったドミニク・ニャイロ(3年)という大黒柱がいる強みもある。

 上田監督は「ニャイロと永戸が、どう流れを作ってくれるかが重要」と2人をエース格に指名。そのうえで「あとは健太らが、どう脇を固めていくか」と指摘。これまでエースとして扱ってきた息子への期待値を下げた。全日本の後、責任を背負い込んでオーバーワークになった主将への気遣いもあるのだろう。上田本人も「永戸ら信頼できるメンバーが出てきた。他の選手を頼りながら今回の箱根を走りたい」と、自分に負荷をかけすぎないことを心掛ける。(塩見要次郎)

2017年12月20日04:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun