【将棋タイトル戦】…八つの重要な公式戦

 いろは 中学3年生で将棋しょうぎ最年少さいねんしょう棋士きし藤井聡太ふじいそうただんってすごい。

 あらた 昨年さくねん12月のデビューせんから一度も負けないまま、30年ぶりに公式戦こうしきせん29連勝れんしょう新記録しんきろく達成たっせいしたね。その後、やぶれたけど、今度はタイトル獲得かくとくを期待する声も多いよ。

 いろは タイトルせんっていくつあるの。

 あらた 竜王戦りゅうおうせん名人戦めいじんせん王位戦おういせん王座戦おうざせん棋王戦きおうせん王将戦おうしょうせん棋聖戦きせいせん。それに叡王戦えいおうせんが今年加わって「八大タイトル」といわれるんだ。重要じゅうよう公式戦こうしきせんで、「原則げんそく、すべての棋士きし参加さんかする」「タイトルの保持者ほじしゃは、予選よせんを勝ち上がった挑戦者ちょうせんしゃとタイトルマッチを行う」といった条件じょうけんがあるよ。

 いろは 前からあるの。

 あらた もっと歴史れきしがあるのは1935年にできた名人戦めいじんせん。タイトル獲得かくとくもっとも多いのは、羽生はぶ善治よしはるかん王位おうい王座おうざ棋聖きせい)で、叡王戦えいおうせんがまだなかった1996年には、当時の「七大タイトル」をすべて保持ほじする快挙かいきょ成し遂なとげたんだ。

 いろは タイトル獲得かくとく最年少記録さいねんしょうきろくは。

 あらた 屋敷やしき伸之のぶゆきだん棋聖戦きせいせんで作った18さい6か月。藤井ふじいだんには、ぜひ新記録しんきろくねらってほしいな。

「時事用語をわかりやすく解説する読売新聞朝刊「学ぶ育む」の連載です。読売KODOMO新聞の連載漫画「いろはにほへと新聞部」のキャラクター「あらた」「いろは」が登場します。