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春闘

 企業の従業員らでつくる労働組合と、経営陣が、毎年2~3月ごろ、賃金の引き上げなど新年度の労働条件について交渉するのが春闘だ。賃上げには、年齢や勤続年数などに応じて増えていく定期昇給(定昇)、企業が決めた賃金表を改めて基本給の水準を引き上げるベースアップ(ベア)、一時金(ボーナス)などがある。

 2014年の春闘からは、景気を良くするため、政府が賃上げを呼びかけるようになり、「官製春闘」と呼ばれるようになった。

 定昇やベアの合計が前年よりいくら上昇したかを示す「賃上げ率」は4年連続で2%を上回っているが、家計は懐の温かさを実感しにくいのが実情だ。安倍首相は経済界に3%の賃上げを求めているが、経団連の調査では1990年代半ば以降3%に届いておらず、達成は容易ではない。

本紙の主な関連記事(東京本社朝刊)
・1月30日経済面「2018春闘 労使に聞く」(経団連副会長と連合会長へのインタビューを掲載)
・1月23日2面「『3%賃上げ』春闘開始」(政府の求める賃上げ水準にどこまで迫れるかが最大の焦点)
・1月17日経済面「経団連3%賃上げ要請」(経団連が会員企業に積極的な賃上げを要請)、社説「経団連春闘方針 デフレ脱却を固める賃上げに」(経団連の前向きな姿勢を評価)