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受動喫煙

 たばこを吸った人の煙を周囲が吸い込む「受動喫煙」は、たばこを吸わない人にも健康被害をもたらす恐れがある。

 受動喫煙の対策を強化する健康増進法改正案は、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年の施行を目指す。〈1〉飲食店は原則禁煙とし、専用室のみで喫煙を認める〈2〉条件付きで喫煙を認める小規模飲食店の対象を「客席面積100平方メートル以下」とする方針だ。

 厚生労働省の推計では、現在、店内で喫煙が可能な飲食店は最大で全体の55%程度とみられる。

 改正案は、当初の原案より飲食店の規制が大幅に緩和された。客離れを懸念する飲食業界は安堵あんどする一方、規制強化を望む医療界などからは批判の声が上がっている。

本紙の主な関連記事(東京本社朝刊)
・2月23日政治面「五輪前施行へ折り合い」(自民党の部会が改正案を了承)
・2月16日2面「喫煙可 客席100平方メートル以下」(条件付きで喫煙可能な小規模飲食店の対象を広げる方針))
・1月31日3面「喫煙規制 飲食店は後退」(喫煙規制の効果を疑問視する声を紹介)、社説「受動喫煙法案 健康被害防止へ実効性あるか」(全面禁煙の範囲拡大が望ましいと指摘)