インターン 真剣さが大切

  • イラスト・武居智子
    イラスト・武居智子

 夏休みを利用してインターンシップ(就業体験)に参加している3年生の皆さん、楽しく取り組んでいますか?

 インターンは、「採用には関係ない」とされていますが、「どこかで評価されているのでは」と思ってしまうものです。グループワークの進行や発表の仕方が上手な学生と遭遇すると、劣等感を抱くこともあるでしょう。

 ただ、レベルが高く見えても、実は口がうまいだけ、発表資料の見栄えが良いだけといったケースがあります。彼らは「インターン慣れ」しているのです。課題や発表をうまくこなすテクニックはあるけれど、一社一社のインターンに真剣に取り組んでいるとは限りません。

 テクニックに走りすぎると、難しい課題から逃げずに考え抜き、やり切る力が身に付かない恐れがあります。インターンはおろか、本番の選考でも高く評価されないでしょう。不器用でも課題から逃げずに向き合う姿勢が大切です。

 一方、インターンに参加していないことに劣等感を抱く学生もいるでしょうが、焦る必要はありません。インターンは秋から冬にかけても実施されます。それに夏休みはインターンのためだけにあるわけではありません。サークルやゼミの合宿など、今しかできないことも精いっぱいやってください。

プロフィル
常見陽平  (つねみ・ようへい
 千葉商科大専任講師、人材コンサルタント、著述家。リクルートから玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。独立後はコンサルタント活動の一方、キャリア関連の著書を多数執筆。企業の本音などをまじえながら、就活生に総合的なアドバイスを送る。