目線と語尾で落ち着き演出

  • イラスト・藍原真由
    イラスト・藍原真由

 「大学で面接の練習を受けたら、『語尾が上がっている』と指摘されました。目が上を向いてキョロキョロしているとも。自分では無意識なので、直し方がわかりません」と、女子学生から相談を受けました。

 語尾を上げるのは女子にありがちな癖。テレビタレントの影響かもしれません。「○○でえす」と話すと、かわいらしくは聞こえますが、信頼感優先のビジネスの場には向きません。語尾を下げるには、ボールを投げる動作に合わせて話してみましょう。山なりのイントネーションを意識するためです。

 目線も意外と大事です。面接官と目が合ったとき、目をそらすのは良くありません。「やましいことでもあるのかな?」と勘繰られます。キョロキョロするのも、落ち着きがない印象を与えます。まずは、正面からしっかり相手の目を見ることを練習しましょう。相手の目と目の間、鼻の付け根あたりを見るようにすると、案外恥ずかしくなく見つめることができます。

 こんなアドバイスを伝えると、彼女はさっそく改善に取り組み、元気に就職活動を続けています。皆さんも、各社の面接が本格化すると、忙しくて目が回るかもしれませんが、最後まで目を背けず頑張ってください。

プロフィル
上田晶美  (うえだ・あけみ
 キャリアコンサルタント。株式会社「ハナマルキャリア総合研究所」代表。1983年早稲田大卒。約10年間、企業で人事、広報などを経験後、94年、出産を機にキャリアコンサルタント活動を開始。就活生を個人指導するかたわら、全国各地の大学で講演を行っている。働きながら3人の子供を育ててきた経験を生かし、企業の女性活躍推進に向けた研修などでも講師を務める。