グループワーク 周りは仲間

  • イラスト・藍原真由
    イラスト・藍原真由

 「グループワークでは、何が評価されるのでしょうか?」。インターンシップ(就業体験)に参加した女子学生の質問です。

 与えられた任務や課題を集団で達成するのがグループワークです。選考の初期段階やインターンシップで取り入れる企業が増えています。

 この女子学生が体験したグループワークでは、道や建物の絵柄など、断片的な情報が描かれたカードが一人ひとりに配られ、これを互いに見せないまま、口頭で説明しあって手がかりをまとめ、1枚の地図を完成させました。

 企業は、発言を整理する人、それを地図にする人などの役割分担がうまく機能し、それぞれがチームの一員として貢献しているかを見ています。個々のメンバーが作業を進展させるアイデアを思いついているか、全員を納得させる発言ができているかも重視します。

 女子の中には、初対面の人たちに気後れしてしまう人や、記録係など、役割によっては、ほとんど発言しない人もいます。黙々と務めを果たすだけでは評価されません。積極的に発言しましょう。慣れない人は顔を上げ、しっかり相手を見ながら話す練習をしておきましょう。

 注意してほしいのは、他のメンバーはライバルでなく仲間だという意識です。協力しあう気持ちが大切です。

プロフィル
上田晶美  (うえだ・あけみ
 キャリアコンサルタント。株式会社「ハナマルキャリア総合研究所」代表。1983年早稲田大卒。約10年間、企業で人事、広報などを経験後、94年、出産を機にキャリアコンサルタント活動を開始。就活生を個人指導するかたわら、全国各地の大学で講演を行っている。働きながら3人の子供を育ててきた経験を生かし、企業の女性活躍推進に向けた研修などでも講師を務める。