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大学に文学部はいらないに賛成? 反対?

 国立大学に文学部や教育学部は要らない?――。文部科学省が86の国立大学に対し、組織や業務の全般的な見直しを求める通知を出しました。このなかで注目すべきは、文学部など人文社会科学系や教員養成系の学部・大学院について、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換を迫った点です。

 確かに人文社会系は、短期では成果が見えにくい側面があります。研究結果が新産業の創出や医療技術の進歩などに結びつきやすい理工系や医学系とは、性質が異なるのです。

 人文社会系を専攻した卒業生が専攻と直接かかわりのない会社に就職するケースも少なくありません。社内教育のゆとりが持てない企業が増える中、産業界には、仕事で役立つ実践力を大学で磨くべきだとの声も強まっています。英文学を教えるより、英語検定試験で高得点をとらせる指導をした方が有益だという極論すらあるそうです。

 こうした議論は時代ごとに揺り戻しがあるのが常ですが、古典や哲学、歴史などは国立大学では教える必要がないと言っているようにも読めます。幅広い教養や深い洞察力は理工系や医学系を専攻しただけで、身に付くのでしょうか。また、人文社会学系の学問は社会に出ても、役立たないのでしょうか。今回の文科省通知に賛成の方は「イエス」、反対の方は「ノー」に投票し、それぞれ理由を書いてください。

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