福島県富岡町、4月1日避難指示解除受け入れ

 東京電力福島第一原発事故で全域に避難指示が出ている福島県富岡町は17日、帰還困難区域を除いて4月1日に指示を解除するという政府案を受け入れることを決めた。

 17日の町議会全員協議会で、宮本皓一町長は「これ以上避難指示が継続されれば、古里を未来につなげることが非常に困難になる」と述べた。

 町によると、解除対象地域に住民登録しているのは、町民の約7割に当たる3830世帯9578人(2月1日時点)。町は4月の解除を目指し、役場機能の町内への移転や、住民の災害公営住宅への入居に向けた準備などを進めている。

 政府は当初、解除時期を「2017年1月中」とする案を町に示していたが、町民から「時期尚早」との反発が相次いだため撤回し、「4月1日」とする修正案を提示していた。

2017年02月17日 19時36分 Copyright © The Yomiuri Shimbun