豪雨被害、大量流木で拡大か…土木学会など調査

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 九州北部の記録的な豪雨から1週間が過ぎた12日、土木学会や九州大の合同調査団が福岡県朝倉市などの被災地を現地調査した。

 河川工学などの専門家は、豪雨で生じた大量の流木によって河川があふれ、濁流が周辺集落を襲うなどの被害を広げた可能性を指摘した。

 調査団は犠牲者が出た同市杷木林田はきはやしだ地区の赤谷あかたに川周辺を視察した。複数の地点で、流木が橋脚などに引っかかって河川の流れをせき止め、場所によっては大量の土砂が堆積たいせきしていた。調査団長の島谷幸宏・九州大教授(河川工学)は「せき止められた河川の水があふれ、流木や土砂とともに住宅を襲った」と分析した。