ヘリ空母型護衛艦「かが」一般公開…格納庫も

  • ヘリ運搬用の大型エレベーターで格納庫から「かが」の甲板へ上がる見学者たち(金沢港大浜埠頭で)
    ヘリ運搬用の大型エレベーターで格納庫から「かが」の甲板へ上がる見学者たち(金沢港大浜埠頭で)

 海上自衛隊の基地以外の初の寄港地として、石川県の金沢港大浜埠頭ふとうに停泊している海自最大の護衛艦「かが」(基準排水量1万9500トン、乗組員約470人)が15日、一般公開された。

 家族連れら約1万5000人が午前中から列をなし、案内された甲板上で熱心に写真撮影するなどしていた。

 「かが」は全長248メートル、幅38メートルと広い甲板を持つヘリ空母型護衛艦。今年3月に就役したばかりで、艦名は旧国名の加賀に由来する。

 この日は、哨戒ヘリコプターが4機駐機した甲板や、ヘリを整備する格納庫が開放された。見学者は、右舷の船腹から格納庫に直接入り、ヘリを甲板に運ぶ大型エレベーターに乗り込んだ。約100人以上載せたエレベーターが甲板に上がると、見学者らは目の前に現れた巨大な艦橋の迫力に歓声や驚きの声を上げていた。

 甲板には多くの船員が立ち、家族連れや熱心なマニアの質問に答えていた。加賀市の中学3年生(14)は他の護衛艦も見た経験があるといい、「船体が大きく甲板も広くて驚いた。乗艦できてうれしい」と興奮していた。

 一般公開はこの日だけで、「かが」は17日に金沢港から出港する予定。