野草園にクマのフン、安全確認へ臨時休業…山形

 山形市野草園(山形市神尾)は、園内でクマのフンが見つかったため、安全が確認できるまで当面の間、臨時休業すると発表した。

 同園によると、フンが見つかったのは14日午前8時50分頃。職員がこの日の開園前の巡回を行っていたところ、発見。周囲の樹木には、枝がへし折られたような痕跡も確認された。同園が県警や地元猟友会にも相談したところ、クマが園内に侵入した可能性が高いことがわかった。

 このため、同園はこの日の開園を見合わせたうえ、園内にクマを捕獲するためのワナを設置し、少なくとも18日までは、クマの出没状況を確かめるため休業することを決めた。今後、安全確認を進め、営業再開の時期を慎重に見極めるという。

 山形県のまとめによると、県内で今年に入ってからのクマの目撃は221件(今月9日時点)に上る。県ではホームページなどで警戒を呼びかけている。

          ◇

 県警の発表によると、県内では15日も朝からクマの目撃が相次いだ。午前6時30分頃には西川町綱取の町道で、ドライバーがクマを発見。同8時40分頃には高畠町金原の貝吹山で、体長約80センチの子グマ2頭が木に登っているのを地元住民が見つけた。連絡を受けた地元猟友会員が追い払った。午後7時15分頃には米沢市万世町梓山の市道、同35分頃には上山市川口の国道13号でも、それぞれ1頭が目撃された。