中越沖地震から10年、追悼献花式に700人

  • 復興への支援への感謝を込めた約5000個のろうそく(16日午後7時29分、柏崎市文化会館で)
    復興への支援への感謝を込めた約5000個のろうそく(16日午後7時29分、柏崎市文化会館で)

 15人が犠牲となった2007年の中越沖地震から10年となった16日、新潟県柏崎市の市文化会館で合同追悼献花式が行われた。

 遺族や地元住民、松本防災相、米山隆一知事ら約700人が参列し、地震発生時刻の午前10時13分に黙とうをささげた。

 この地震では4万棟を超える住宅が被災し、建物の下敷きになるなどして同市で14人、刈羽村で1人が死亡した。父・孝さん(当時76歳)を亡くした同市の高校教諭、猪俣宏さん(56)は献花後、「体育教師をしていた父に憧れて教員になったが、いまだに父の背中に追いつけない。命の重さや今を生きる大切さを、子どもたちに伝えていきたい」と語った。

  • 地震で亡くなった家族らに花を手向ける遺族(16日午前、新潟県柏崎市の市文化会館で)
    地震で亡くなった家族らに花を手向ける遺族(16日午前、新潟県柏崎市の市文化会館で)