防犯カメラ、事件当時の映像消える…入所者傷害

 宇都宮市の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」の元職員が入所者への傷害容疑で逮捕された事件で、施設内の防犯カメラの録画記録から、事件当時の映像が消えていたことが捜査関係者への取材で分かった。

 事件の約3週間前から事件翌日にかけての映像だけが消えていた。栃木県警は、何者かが故意に消去した疑いがあるとみて、映像の記憶装置を押収して調べている。

 施設を運営する社会福祉法人「瑞宝会」の土屋和夫理事長(59)らの説明では、防犯カメラは廊下や玄関など共用スペースに計5台あり、大容量の記憶装置(ハードディスクドライブ)で映像を保管している。

 捜査関係者によると、事件は4月15日夕に発生し、入所者の男性(28)が暴行を受けて腰の骨折などで一時意識不明となる重傷を負った。男性の母親から相談を受けた県警の捜査員が事件の3日後に施設を訪問。関係者から事情を聞くとともに防犯カメラを確認したところ、3月下旬~4月16日の映像が消えていた。その前後の映像は残っており、施設側は当時、「故障だと思う」と説明したという。

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