シーパラで深海生物88匹全滅…水温設備故障

 「横浜・八景島シーパラダイス」(横浜市金沢区)の水族館で、研究機関から譲渡された希少な深海生物88匹が、水槽内の水温をコントロールする設備の故障などにより、全て死んでいたことがわかった。

 施設を運営する「横浜八景島」によると、深海生物は国立研究開発法人・海洋研究開発機構から3月に譲り受けた魚「ヤマトコブシカジカ」8匹と、イソギンチャクの一種「シンカイハクトウギンチャク」80匹。同機構の研究室の閉鎖に伴って引き渡された。

 水槽で比較的安定した状態で飼育されていたが、5月中旬、冷却設備が故障して水温が一時的に上昇。修理した後も徐々に数が減っていき、8月9日までに88匹全てが死んだ。同社と機構側は共同で調査し、故障の影響や環境変化によるストレスなど、複合的要因だと判断した。