スパコン助成金、別事業資金に…詐取認める供述

 スーパーコンピューター開発会社「ペジーコンピューティング」(東京都千代田区)を巡る国の助成金不正受給事件で、詐欺容疑で逮捕された同社代表取締役・斉藤元章容疑者(49)が東京地検特捜部の調べに対し、容疑を認めた上で「助成金を別の開発事業の資金に充てた」などと供述していることが関係者の話で分かった。

 特捜部は、資金繰りに窮していた同社が、別の事業費を捻出するため、助成金を水増し受給したとみている。

 発表などによると、斉藤容疑者は同社元事業開発部長・鈴木大介容疑者(47)と共謀し、2014年2月、国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が実施した新興企業向けの助成事業で、助成対象となった「メモリデバイスの実用化開発」の事業費を数億円水増しし、事業費を約7億7300万円とする虚偽の実績報告書をNEDOに提出。同年3月、NEDOから助成額の約5億円から先払い分を除いた約4億3100万円をだまし取った疑いで逮捕された。

(ここまで423文字 / 残り112文字)
2017年12月8日07:31 Copyright © The Yomiuri Shimbun

読売プレミアム

この記事は会員限定です。

購読者向け有料会員制サービス。1週間分の紙面イメージや過去1年分の記事検索も利用できます。