県議が秘書を殴り蹴る…「バカヤロー」罵倒も

 元愛知県議会議長の岩村進次県議(63)(自民党)が昨年12月、忘年会の席などで私設秘書の男性(54)に顔を殴るなどの暴行を加え、男性が1週間のけがを負っていたことがわかった。

 男性は刑事告訴を検討中としている。

 男性の説明によると、昨年12月12日夜、同県一宮市内の焼き肉店で岩村氏が会長を務めるボランティア団体の忘年会が開かれた際、岩村氏に顔を1回殴られ、右太ももを1回蹴られた。岩村氏は、男性が忘年会の会計処理をするのが遅いと立腹していたという。

 この後、男性は岩村氏を店から自宅へ送る車中で「バカヤロー」などと罵倒され、岩村氏宅に着いた時も車内で頭と顔をそれぞれ数回ずつたたかれた、という。男性は同月14日付で退職届を提出。その後、市内の病院で「口腔こうくう挫傷、右大腿だいたい挫傷」と診断された。

 岩村氏は取材に、忘年会の席で殴ったことを認めた上で「責任を強く感じているが辞職はせず、信頼回復に向けて努力したい」と述べた。岩村氏は海部俊樹・元首相の秘書で、1991年、県議に初当選した。自民党県議団長などを歴任して現在7期目。

2018年1月10日07:27 Copyright © The Yomiuri Shimbun