振り袖「現金なら割引、ディズニーチケットも」

 着物販売レンタルの「はれのひ」(本部・横浜市中区)の店舗が閉鎖され、新成人が振り袖を着られなかった問題で、同社が現金払いに対するサービスを提示し、客に契約を急がせていたことがわかった。

 同社は拡大路線の一方で、債務超過額が2016年9月期末で3億円を超えていたとされる。警察に寄せられた相談は少なくとも約320件に上り、神奈川県警は、詐欺容疑の適用も視野に実態を解明する方針だ。

 ◆ディズニーチケット

 「早めに準備しないと、いい着物がなくなる」と電話で勧誘を受けた横浜市の男性会社員(47)は、長女(19)の成人式から1年以上前の16年11月に「横浜みなとみらい店」(横浜市中区)を訪問した。店員から「クリーニング代を無料にする」「大学卒業時のはかまも付ける」などと持ちかけられ、その日に購入を決めて代金約50万円を支払った。

 同市のパート女性(46)は、長女(20)の振り袖姿の撮影代金を「翌日振り込めば9000円ほど安くする」と言われて応じたが、アルバムを受け取れずにいる。ほかの複数の客も「即決で現金払いなら5%引きにする」「契約すれば東京ディズニーランドのチケットを贈る」などと説明を受けたという。

(ここまで504文字 / 残り436文字)
2018年1月10日07:24 Copyright © The Yomiuri Shimbun

読売プレミアム

この記事は会員限定です。

購読者向け有料会員制サービス。1週間分の紙面イメージや過去1年分の記事検索も利用できます。