「今なら安くする」来年の振り袖契約…相談多数

 振り袖の販売・レンタルを手がける「はれのひ」(本部・横浜市)の店舗が閉鎖し、多くの新成人が振り袖を着られなかった問題で、店舗があった東京都八王子市や都の消費生活センターには9日、50件以上の相談が寄せられた。

 八王子市消費生活センターは、午後4時半までの電話相談の受け付けを同7時まで延長。相談は47件に上った。入居する建物が休館日のため本来は電話相談のみの受け付けだったが、急きょ入り口を開放し、窓口でも6件の相談に対応した。

 大日向由紀子所長によると、相談の半数が「来年の成人式のためにすでに料金を支払ってしまった」というものだった。再来年の予約をしている人もいたという。前撮り写真について、「成人式は来年だが、『今なら安くする』と言われてお願いしたが、アルバムが届かない」といった相談も複数あった。被害額は平均30万円ほどになるという。

 都消費生活総合センターには6件の相談があり、「来年の契約をしている」が4件、成人式当日に着付けなどのサービスを受けられなかったという内容が2件だったという。

2018年1月10日08:00 Copyright © The Yomiuri Shimbun