女性差別、善光寺トップ退任意向…理由あかさず

 長野市の善光寺で天台宗を統括する「大勧進」の小松玄澄げんちょう貫主かんす(84)が10日、記者会見を開き、「しかるべき時期をもって、貫主の地位を後進に譲りたい」と退任の意向を示した。

 理由は明らかにしていないが、小松貫主は2016年、大勧進の女性職員に差別的な発言をしたなどとして、善光寺傘下の25寺院で組織する「天台宗一山いっさん」の僧侶や信徒らに辞任を求められ、16年6月23日から本堂などで法要や儀式に出られない「昇堂しょうどう停止」状態だった。

 大勧進によると、10日に開かれた「一山会議」と「大勧進協議会」で、同日から昇堂を再開することが了承されたという。

 善光寺は天台宗と浄土宗が共同管理している。

2018年1月10日23:04 Copyright © The Yomiuri Shimbun